猫と暮らすってどんな感じ?|シンガプーラのクリフと過ごす毎日

ペットとの暮らし

こんにちは。「しっぽとフォトログ」のしゆんです。

猫と一緒に暮らすって、どんな毎日なんだろう?
そんな疑問を持っている方に向けて、今回は我が家の愛猫・クリフとの日常をご紹介したいと思います。

2021年の年末、ふらっと立ち寄ったペットショップで出会ったのが、シンガプーラの子猫。
抱っこした瞬間、小さな体で肩までよじ登ってきたその子に心を掴まれた私は、その場で「うちの子」に迎えることを決めました。
それから始まった、人見知りだけど甘えん坊で遊び好きなクリフとの暮らし

この記事では、
✅ 猫との暮らしのリアルな日常
✅ これから猫を迎えたい人へのヒント
✅ 共に暮らす飼い主の“あるある”エピソード

…などを、お届けしていきます。

1. 朝から癒される、ゴロゴロな目覚め

一日の始まりは、静かな優しさに包まれます。
クリフは、いわゆる“モーニングアタック”のように起こしてくることはありません。
ベッドの脇でじっと様子をうかがいながら、僕が自然と目を覚ますのを待っている控えめなタイプです。

目が覚めてふと視線をやると、そこにはじっとこちらを見つめるクリフのまん丸な瞳
目が合った瞬間、「やっと起きたね」とでも言うようにゴロゴロと喉を鳴らしながらすり寄ってきます

その甘え方もまた絶妙で、頭を軽くこすりつけてきたり、そっと手を添えてきたり…
静かな時間の中に、「おはよう」の気配がふわっと差し込んでくるような感覚なんです。

コーヒーよりも目覚めのいい、最高の“朝のルーティン”。
その瞬間、寝ぼけた頭も心もじんわりとあたたかくほぐれて、
「今日もこの子と過ごせるんだな」って、自然と小さな幸せをかみしめる朝になります。

2. ごはんとおやつの時間は感情のジェットコースター

クリフのごはんスタイルは、まさに“スマート家電時代の猫”。
自動給餌器から決まった時間にカリカリがサーブされるので、ごはんの時間は特に騒がず、静かに受け入れる紳士的対応
一粒ずつ確認するように食べる姿は、まるで「今日はまあまあかな」と評価しているかのよう。

…が、おやつタイムになると、その“静”は一瞬で“動”に変わります。

「おやつ食べる?」と声をかけた瞬間、感情のスイッチがオン!
ふだんは落ち着いたクリフが、信じられない速さで鳴きながら駆け寄ってきて、おねだりが止まりません。
その目はキラッキラで、「うんうん、今すぐ食べたい!!」と全力で語りかけてきます。

さらに笑えるのが、“無言の圧”バージョン
おやつの時間ではないけれど、ちょっと小腹がすいた時には、そっとおやつボックスの前に座り、じっとこちらを見つめてくる…
声も出さずに、目力だけでメッセージを送り続けてくるんです。

「ここだよ、ここ。わかるでしょ?気づいてよ?」と言わんばかりの沈黙の主張。
まるで、テレパシーで圧をかけてくるかのようなその姿に、つい笑ってしまいます。

そんな“食”に対する全力な姿がまた愛おしくて、つい予定外のおやつをあげてしまいそうになる――
でもそこは飼い主の理性との戦いです(笑)

3. トイレ掃除もストレスフリーに

猫と暮らす上で避けて通れないのがトイレのお世話。
でも、我が家では全自動トイレを導入してから、その悩みとは無縁になりました。

クリフが排せつしたあと、センサーが反応して自動で掃除をしてくれる仕組みなので、
僕がやるのは、週末にたまったゴミをまとめてポイっと捨てるだけ
匂いも気にならず、砂も周囲に飛び散りにくい構造なので、部屋全体も清潔に保たれています。

しかもクリフ自身もこの自動トイレが気に入っている様子で、トイレの使用後にくるっと振り返って「いい仕事したでしょ?」みたいな顔を見せるのがなんともかわいいんです(笑)

猫が気持ちよく使えて、飼い主も掃除の手間が激減。
「ちゃんと清潔に」「でも手はかけすぎずに」――この絶妙なバランスを叶えてくれる自動トイレ、ほんとうに導入してよかったアイテムのひとつです。

4. ひとり時間も、ちゃんと“そばにいる”距離感

日中のクリフは、基本的にひとりで気ままに過ごしていることが多いタイプです。
キャットタワーのてっぺんで空を眺めたり、窓辺で日向ぼっこをしたり、気づけばドアの前で香箱を組んでいたり…。
彼なりのルーティンがあるようで、「猫時間」を存分に楽しんでいるように見えます。

それでも、ふと人の気配を感じたときや、こちらの気分が沈んでいるときに限って、そっと近づいてくるのがクリフのすごいところ
何かを言うわけでもなく、静かに膝の上に乗ってきて、じっとこちらの心に寄り添うように過ごしてくれるんです
言葉が通じないはずなのに、「今かな?」と分かっているようなその察しの良さには、毎回驚かされます。

そして夜になると、特に何も言わなくても自然と寝室へやってきて、当たり前のようにベッドの定位置へ
「一緒に寝る?」と聞かなくても、もうそこにいる。
同じ布団の中で、小さく丸まって眠る姿を見ると、胸がじんわりあたたかくなるのを感じます。

“ただいるだけなのに、こんなに安心感をくれる存在って、他にあるだろうか。”
そう思わせてくれるのが、クリフとの絶妙な距離感なのかもしれません。

5. たまには頼もしい一面も?

普段は甘えん坊で、のんびり屋で、ふわふわした存在のクリフ。
でも、ときには**「あれ、君ってこんなに頼れるんだっけ…?」**と思わせてくれる瞬間もあるんです。

ある日、部屋のすみに小さな虫が入ってきたときのこと。
虫が苦手な僕は、内心パニック状態。「どこいった?近づいてきたらどうしよう…」と、じわじわ後ずさりしていたそのとき――

まるでヒーローの登場シーンのように、クリフがスッ…と音もなく現れて、虫に一直線!
その動きはまさに狩猟本能全開。鋭く的確な一撃の猫パンチで、あっという間に撃退してしまったんです。

しばし呆然としたあと、ふと我に返ってポロリと出たひと言。

「……かっこいい。」

ふだん見せないキリッとした顔つきと無駄のない動きに、思わず惚れ直してしまいました(笑)
いつもは守ってあげたい存在なのに、こういう瞬間に**「いや、こっちが守られてるのかも」**って思わせてくるの、ずるいですよね。

6. 「猫と暮らす生活」は想像以上にやさしくて、温かい

猫との暮らしは、決してにぎやかでも派手でもないけれど、毎日がちいさな幸せにあふれています
クリフとの日々のなかには、思わず笑ってしまう瞬間もあれば、静かに寄り添ってくれる優しさもあって——
まるで、呼吸を整えてくれるような存在です。

甘えてきたり、そっと距離を取ったり、虫を撃退したり(笑)
そのすべてが「この子らしさ」に溢れていて、どんな一面も愛おしく感じるようになりました。

この記事が、

・これから猫と暮らしてみたいと思っている方にとって、「こんな日常が待っているんだ」と希望がわくきっかけになったり
・すでに猫と暮らしている方には、「わかる、うちの子もそう!」と共感できる時間になったり
・これから“うちの子”と出会う未来の誰かが、ワクワクしながら迎える準備を進める一歩になったり

そんな風に、誰かの気持ちをふっとあたためられていたら嬉しいです。

それでは、今日ものんびり、我が家の小さな王子・クリフと、変わらない幸せを重ねていきますね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました🐾

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