【α7 IV 実写レビュー】ペット撮影ならこれ一択!1年使って分かった設定とレンズ選び【作例あり】

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こんにちは!「しっぽとフォトログ」のしゆんです。

1月も下旬に入り、大阪はキリッとした冷たい空気に包まれていますね。 休日の朝、暖房の効いたリビングでコーヒーを淹れていると、窓際の一等地に陣取って日向ぼっこをしている愛猫のクリフ(シンガプーラ)と目が合います。

冬の低い太陽を浴びて、あの独特のミルクティー色の毛並みがキラキラと輝いているのを見ると、僕はもうダメです(笑)。飲みかけのコーヒーを置いて、吸い込まれるようにカメラバッグからカメラを取り出してしまいます。

一方で、昨年の1月に我が家にやってきた愛犬のブラン(マルプー)は、まさに「動くぬいぐるみ」。 もう1歳になりましたが、相変わらず電池が切れるまで家中を弾丸のように駆け回り、クリフに「遊んで!」と突撃しては華麗にスルーされる……そんな賑やかで愛おしい光景が、僕の日常になりました。

今日は、そんな性格も動きも正反対な我が家の「しっぽたち」を撮り続けている僕の相棒、「SONY α7 IV」についてお話しさせてください。 1年以上、毎日のようにシャッターを切ってきて感じた「本音」を、ちょっと理屈っぽい視点と、ただの親バカなパパとしての視点、その両方から語ってみたいと思います。

なぜ、あえて重い「α7 IV」を持ち出すのか

今のスマホ、本当にすごいですよね。僕もiPhoneは大好きですし、散歩中にサッと動画を撮るならスマホが一番便利だと思います。 それでも、僕がわざわざ重い α7 IV を構えるのには、どうしても譲れない理由があるんです。

それは、「その瞬間の空気の温度」や「手触り」まで残したいから。

スマホの写真は鮮やかで綺麗なんですが、AI補正が強すぎて、たまに「あれ? 今見ている景色となんか違うな」と感じることがあって。 クリフの毛の柔らかさや、ブランの潤んだ瞳の奥行き。そういった「質感」みたいなものを、そのままの空気感で閉じ込めたい。そう思った時に、やっぱりこのカメラじゃないとダメだったんです。

1. 「ピント合わせ」を機械に丸投げできる安心感

ペット撮影って、ぶっちゃけ「失敗写真」の量産ですよね(笑)。 特にブランのような活発な子は、予測不能な動きの連続です。「あ、可愛い!」と思ってカメラを構えた時には、もうフレームの外に消えているなんて日常茶飯事。

でも、α7 IV の「リアルタイム瞳AF(動物)」は、本当に優秀です。 ガジェット好きとして、どうしても裏側のロジックや処理速度が気になってしまうんですが、このカメラの挙動を見ていると「本当によく作り込まれているなぁ」と感心してしまいます。

横を向いた瞬間はもちろん、ブランがふわふわの毛に埋もれながらこっちに向かって走ってくるようなシーンでも、まるで磁石みたいに瞳にピントが吸い付いて離れません。

昔のカメラを使っていた頃は、「ピント合ってるかな?」って確認しながら恐る恐る撮っていたんです。 でも今は、その一番難しい作業をカメラが全部やってくれる。 おかげで僕は、「どういう構図ならブランが可愛く見えるか」「クリフが次にどんなイタズラをするか」という、一番楽しい部分だけに集中できるようになりました。これって、すごく贅沢なことだなと思います。

2. 「Creative Look」がつくる、我が家の色

撮った後の編集(レタッチ)もカメラの楽しみの一つですが、できれば撮った瞬間に「うわ、いい写真!」ってなりたいですよね。 α7 IV には「クリエイティブルック」という機能があるんですが、これがまた良い仕事をしてくれるんです。

僕は普段、「ST(スタンダード)」や「NT(ニュートラル)」をベースに、少しだけ自分好みに設定をいじって使っています。 派手すぎない、でも地味すぎない。 クリフの繊細な毛のグラデーションや、ブランのちょっとおマヌケな表情も、見たままの優しい色で写してくれます。

妻に写真を見せた時、「そうそう、クリフってこういう顔するよね!」と笑ってくれるのが、僕にとって一番の褒め言葉ですね。

パパカメラマンの必須スキル「ローアングル」を支えるもの

ペットを可愛く撮るコツって何だと思いますか? 僕は、「彼らと同じ目線になること」だと思っています。

上から見下ろして撮ると、どうしても「飼い主視点」の記録写真になっちゃうんですよね。 なので、僕は家の中でも外でも、基本的には床に這いつくばって撮っています(端から見ると怪しい人ですが、気にしません!)。

上目遣いなどを撮りたい場合は上から撮るのもアリ

ここでめちゃくちゃ助かっているのが、α7 IV の「バリアングル液晶」。 横にパカッと開いて画面の角度を自由に変えられるので、地面スレスレのアングルでも、無理な姿勢にならずに画面を確認できます。 ブランが嬉しそうに駆け寄ってくる、あの躍動感たっぷりの写真は、この液晶と僕の這いつくばる根性のおかげで撮れています(笑)。

あと、道具の「使い勝手」にはうるさい僕ですが、このカメラの操作性はかなり気に入っています。

  • 人差し指でサッとAFの設定を変える
  • 親指のダイヤルで明るさを調整する

この一連の動作が、ファインダーを覗いたまま指先の感覚だけで完結するんです。 「道具が手に馴染む」感覚というか、自分の意図がダイレクトにカメラに伝わる感じ。これがたまらなく気持ちいいんですよね。

迷ったらこれ一本。24-70mm F2.8 DG DNへの信頼

カメラボディも大事ですが、「どのレンズを使うか」も悩みどころですよね。 僕が α7 IV と一緒に一番よく使っているのは、SIGMAの「24-70mm F2.8 DG DN | Art」というズームレンズです。(このブログ記事内のほとんどの写真をこのレンズで撮影しています。)

今は「2」が出ているみたい↓

正直、純正のレンズよりはコスパが良いとはいえ、それでも高価なレンズなので買う時は手が震えました。 でも、使ってみて確信しました。「これ一本あれば、もう他はいらないかも」と。

家の中で二匹がじゃれ合っている様子を広く撮ることもできるし、グッとズームして瞳のアップを狙うこともできる。 そして何より、画質が素晴らしい。単焦点レンズで撮ったのかと思うくらい、被写体が浮き上がって見えるんです。

もちろん、単焦点レンズを使って、背景をトロトロにボカした写真を撮るのも大好きです。 「今日はまったり撮影会をするぞ」という日は単焦点、「ドッグランで何が起こるか分からないぞ」という日はズームレンズ。 そんな風に、その日の気分やシチュエーションに合わせてレンズを選ぶ時間も、カメラ好きとしての密かな楽しみだったりします。

単焦点レンズで撮影したクリフ 瞳フォーカスが完璧です。

「重さ」とどう付き合うか

ここまで褒めちぎってきましたが、あえてネガティブな部分も正直に言いますね。 やっぱり、「重い」です(笑)。

フルサイズ機なので仕方ない部分ではあるんですが、本体と高性能なレンズを組み合わせると1kgを超えます。 休日に妻とブランとでお出かけする時、ブランの水筒やおやつ、妻の荷物、さらに自分のカメラ……となると、肩への負担はなかなかのものです。

「今日は気合を入れて撮るぞ!」という日は良いんですが、「ちょっと近所のカフェまで」という時に持ち出すには、少し気合が必要かもしれません。 なので僕は、荷物を軽くしたい日用として、コンデジの「RICOH GR III」をポケットに忍ばせて使い分けています。適材適所ってやつですね。

RICOH GR IIIで撮影したカフェの時間

あと、機能が多すぎてメニュー画面が迷路みたいになっているのも、最初は戸惑うかもしれません。 でも、そこはガジェット好きの性分なのか、自分好みにボタン配置をカスタマイズして「最適化」していく過程すらも楽しんでいます。触れば触るほど、自分だけの道具になっていく感覚がありますよ。

家族の記録は、未来への投資

僕たち人間よりもずっと早いスピードで時間を駆け抜けていく、犬や猫たち。 ブランなんて、来たばかりの頃は片手で持てるサイズだったのに、あっという間に大きくなってしまいました。クリフとの穏やかな昼下がりも、一日として同じ日はありません。

「写真はデータの集合体」だなんて、僕は一度も思ったことはありません。写真は、かけがえのない思い出を残せる最高の手段だと思っています。 α7 IV で残した高精細な写真は、10年後、20年後に見返したとき、その日の空気の匂いや、妻の笑い声、クリフの喉を鳴らす音まで思い出させてくれる「タイムマシン」になるはずです。 そう考えると、カメラへの投資は、未来の家族へのプレゼントなのかもしれませんね。

撮影を快適にする、僕の必需品たち

最後に、僕が α7 IV と一緒に使っていて「これは買ってよかった!」と思うアイテムを3つだけ紹介させてください。

  • 信頼できるSDカード(SanDisk Extreme PRO 128GB) 僕は「SanDisk Extreme PRO SDXC UHS-I V30」を使っています。上を見ればもっと高速なカードもありますが、これは128GBの大容量と信頼性、そして価格のバランスが絶妙。ブランの日常的な連写なら十分にこなせますし、何よりデータ消失のリスクが低いという安心感で選んでいます。
  • 予備バッテリー(NP-FZ100) ミラーレスは電気を食うので、ドッグランや旅行の時は予備が1個あるだけで精神的な余裕が違います。「あ、電池切れそう!」って気にしながら撮るのは楽しくないですから。
  • ピークデザインのストラップ(肩掛け用と手首用) 僕はシーンに合わせて2種類を使い分けています。外へのお出かけにはしっかりとした肩掛け用、家の中で撮る時やGR IIIにはコンパクトな手首用。アンカーリンクスという仕組みで瞬時に付け替えられるので、その時々の撮影スタイルに最適化できるのが本当に便利です。

まとめ

SONY α7 IV は、僕にとって単なる「ハイスペックな機械」ではありません。 家族との大切な時間を、一番美しいかたちで切り取ってくれる頼もしいパートナーです。

  • 動き回るペットにも食らいつくAF性能
  • その場の空気感まで写し取る描写力
  • 使い込むほどに手に馴染む操作性

「カメラを始めたいけど、高い買い物だし失敗したくない」 「うちの子をもっと可愛く撮ってあげたい」

もしそんな風に迷っている方がいたら、僕は背中を押したいです。 決して安い買い物ではありません。でも、このカメラで撮れる一枚には、それ以上の価値があると僕は信じています。

さて、今日は久しぶりの冬晴れなので、これから妻とブランを連れて大阪城公園まで散歩に行ってこようと思います。 もちろん、肩には α7 IV を提げて。

皆さんも、愛する「しっぽたち」との素敵なフォトライフを楽しんでくださいね。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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