こんにちは！「しっぽとフォトログ」のしゆんです。
ブラン（マルプー）とクリフ（シンガプーラ）との暮らしの中で、
夜の時間は、ふたりと私にとって“心をほどくひととき”。
でも以前は、夜になるとソワソワしたり、寝つきが悪かったり、
「どうしたらもっと落ち着いて過ごせるかな？」と悩むこともありました。
そこで少しずつ工夫を重ねていくうちに、
ふたりが安心して過ごせる“夜のルーティン”ができてきました。
今回は、そんな**「夜の過ごし方」で工夫してよかったこと**をご紹介します。
🕯️ 1. 照明を“やわらかく”するだけで、空気が変わる
夜の時間は、光の質がとても大切。
以前は部屋の照明が明るすぎて、ふたりがなかなか落ち着かないこともありました。
特にクリフは、天井の白い光が強すぎると、どこか落ち着かない様子で部屋をうろうろ。
ブランも、まぶしそうに目を細めながらベッドに入ることが多かったんです。
そこで、寝る前の1時間は——
- メイン照明を消して、間接照明やスタンドライトに切り替え
- 電球色のやわらかい光で、空間全体を“まどろみモード”に
- クリフの窓辺には、キャンドル風LEDライトを設置して、ゆらぎのある光を演出
この“光の切り替え”を習慣にしてから、ふたりの様子が明らかに変わりました。
🐱 クリフは、やわらかい光の中で静かに毛づくろいを始め、
そのまま僕の上にちょこんと乗って、くるんと丸くなって眠るように。
その姿はまるで、光に包まれて安心しているようで、見ているこちらまで心がほどけていきます。
🐶 ブランも、クレートにすっと入り、
しっぽを軽く揺らしながら、目を閉じて深い呼吸をするように。
まるで「この光がついたら、もう寝る時間だね」と言っているみたい。
光を変えるだけで、空気の流れまで穏やかになった気がします。
部屋全体が“静けさと安心感”に包まれて、ふたりの寝つきもぐっと良くなりました。
今ではこの照明の切り替えが、我が家の「夜の合図」。
ペットたちと過ごす夜時間が、より深く、やさしいものになった気がします。。
🎵 2. 音の工夫で“安心感”をつくる
夜は静かすぎても、逆に不安になることがあります。
特にブランは、外の物音や急な静寂に敏感で、耳をピクピクさせながら落ち着かない様子を見せることも。
そこで、音の環境にもひと工夫を加えることにしました。
- 小さな音量でヒーリングミュージックや自然音（小川のせせらぎ・森の風音など）を流す
- エアコンの風音や空気清浄機の“サー…”という連続音も、心地よいBGMとして活用
- ブランのベッド近くには、低音が響きすぎないスピーカーを設置して、耳にやさしい音空間を演出
この“音のレイヤー”を整えてから、ブランの夜の過ごし方がぐっと変わりました。
🐶 音楽が流れていると、ブランは自然とベッドに入り、
しっぽをふわっと揺らしながら、目を閉じて深い呼吸を始めます。
まるで「この音が聞こえると、安心して眠れるんだ」と言っているような仕草に、
こちらまでほっとする気持ちになります。
特にお気に入りなのは、雨音とピアノの組み合わせ。
静かな夜に、窓の外の気配と重なるような音が流れると、
ブランは丸くなって、時折小さく寝言をもらすほどリラックスしている様子。
音は目に見えないけれど、空間の“温度”や“気配”を整えてくれる大切な要素。
ペットとの夜時間に、そっと寄り添う“音の魔法”を感じています。です。
🛏️ 3. 寝床の素材と配置を見直してみた
寝る場所の快適さは、ペットの夜の過ごし方に大きく影響します。
特に季節の変わり目には、寝床の素材や配置を見直すだけで、ふたりの眠りの質がぐっと変わるのを感じます。
夏は、ブランのベッドに冷感マットを敷いて、通気性の良い素材に。
クリフには、ひんやりした窓辺に置いたリネンクッションがぴったり。
逆に冬は、ふわもこ毛布やボア素材のベッドに切り替えて、ぬくもりを重視。
それぞれの“落ち着く場所”も、ふたりの性格に合わせて調整しています。
- 🐶 ブランは、リビングの隅にある静かなスペースが好き。
人の気配を感じながらも、ひとりでゆっくりできる場所。
ベッドのそばには、子犬の頃から使っているタオルを置いていて、
それに顔をうずめるようにして眠る姿がたまらなく愛おしい。 - 🐱 クリフは、窓辺のクッションがお気に入り。
夜の外の気配を感じながら、静かに丸くなって眠るのが日課。
お気に入りのぬいぐるみをそばに置いておくと、
前足でちょんと触れながら、安心したように目を閉じます。
寝床の近くにお気に入りのおもちゃやタオルを置くだけでも、
ふたりの“安心スイッチ”が入るようで、自然と自分の寝床に戻るようになりました。
今では、夜の“寝る準備”がとてもスムーズ。
照明が落ちて、音楽が流れ始めると、ふたりはそれぞれの場所へすっと移動。
まるで「今日もおつかれさま」と言っているような、静かなルーティンができています。
寝床はただの“寝る場所”ではなく、
ふたりにとっての“安心の基地”であり、
私にとっても「今日も無事に一日が終わった」と感じられる、心の拠り所になっています。うに感じます。
🧘♀️ 4. 夜の“声かけ”で気持ちを整える
寝る前のひとことは、ふたりとの関係を深める大切な時間。
「今日もありがとう」「よくがんばったね」「おやすみ」——
そんな短い言葉でも、心を込めて伝えることで、ふたりの表情がふっとやわらぎます。
声のトーンは、少し低めで、ゆっくりと。
急がず、せかさず、静かな夜に溶け込むような話し方を意識しています。
目を合わせながら、そっと撫でるだけでも、安心感はしっかり伝わるもの。
ブランの背中をなでながら「今日もいっぱい歩いたね」と声をかけると、
しっぽをふわっと揺らして、目を細めてくれる。
その仕草に、こちらの心までほぐれていきます。
クリフには、窓辺で丸くなったタイミングを見計らって、
「おつかれさま、いい夢見てね」とそっと声をかけると、
前足をちょんと伸ばして、体を寄せてくれることも。
まるで「わかってるよ」と言ってくれているような、静かな共鳴。
🐶🐱 ブランもクリフも、声をかけると目を細めたり、
そっと体を寄せてくれたり——
その反応が、言葉以上に深い“信頼”を感じさせてくれます。
この時間は、ふたりにとっての安心の合図であり、
私にとっても「今日という日を、ちゃんと終えられた」と感じられる、
心のリセットボタンのようなひととき。
夜の声かけは、言葉を超えたコミュニケーション。
静かな空間に、やさしさがふわっと広がる瞬間です。反応に、
こちらの心もほぐれていきます。
📝 おわりに｜夜時間は、絆を深める静かな魔法
ペットとの夜の時間は、
一日の終わりに“心を整える”ための、静かな魔法のようなもの。
日中は慌ただしく過ぎていくけれど、
夜になると、ふたりと私だけの静かな世界が広がります。
照明を落とし、音を整え、寝床を整えて、そっと声をかける——
そんな小さな積み重ねが、ふたりの安心につながっているのを感じます。
ちょっとした工夫で、ブランとクリフが安心して眠れる空間ができると、
こちらも自然と深呼吸できるようになり、
「今日も無事に過ごせたな」と、心がふわっとほどけていく。
その瞬間、暮らし全体がやさしく整っていくような気がするんです。
ペットとの夜時間は、ただの“終わり”ではなく、
明日へつながる“準備の時間”でもあるのかもしれません。
これからも、ブランとクリフとの夜時間を、
季節や気分に合わせて、少しずつアップデートしていきたいと思います🌙🐾
春は窓辺の風を感じながら、夏は涼やかな音に包まれて、
秋は毛布のぬくもりを分け合い、冬は静かな灯りの中で寄り添う——
そんなふたりとの“夜の物語”を、これからも大切に紡いでいきます。
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