こんにちは!「しっぽとフォトログ」のしゆんです。
最近、夕方のブランのお散歩中にふと空を見上げたら、夕焼けがものすごくきれいで。「あぁ、これをもっと良いカメラで撮れたらなぁ」なんて思いながら、スマホでなんとなく収めた写真を眺めてため息をついていました。
……実は今、ひとつのカメラに本気で迷っています。
その名も、FUJIFILM X100VI。
結論から言うと、「買う理由」はほぼ揃っているんです。でも、なんだかんだで踏み切れていない。今日はそのリアルな葛藤を、スペックの整理も交えながら正直に書いていこうと思います。
カメラ選びで迷っている方、特に「フジフイルムが気になってるんだよな〜」という方の参考になれば嬉しいです。
なぜX100VIに目が向いたのか
まず、私のカメラ事情を少し整理させてください。
メインで使っているのはSONY α7 IV。フルサイズのミラーレスで、ブランやクリフを撮るのに大活躍しています。解像感もAFも申し分なくて、本当に頼りになる1台です。
そしてもう1台、RICOH GR IIIを持っています。コンパクトなスナップシューターとして購入したんですが……これが正直、あまり使えていなくて。購入当初こそテンションが上がったものの、気づけば妻がすっかり気に入って専用機になっています。「買って満足してしまった」典型的なパターンでした。
そこで改めて思ったんです。「自分が本当に使いたいと思えるサブカメラって何だろう?」と。
ずっと気になっていたのがフジフイルムでした。フジフイルムといえば、写真好きなら誰もが知っているあのフィルムシミュレーション。撮って出しの色がもう、たまらないんですよね。SNSなどで写真を見るたびに「あの独特の空気感、欲しいなぁ」と指をくわえてきた数年間でした。
その「いつかフジを使ってみたい」という気持ちに、X100VIという答えが重なった。それが今回の迷いの始まりです。
FUJIFILM X100VIってどんなカメラ?
まずはスペックをざっくり把握しておきましょう。
X100VIは、富士フイルムが誇る高級コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の最新モデルとして、2024年3月に発売されました。
注目スペックをまとめると
- センサー:裏面照射型 約4020万画素(APS-C)
- 手ブレ補正:5軸・最大6.0段ボディ内手ブレ補正(X100シリーズ初搭載)
- レンズ:23mm F2(35mm判換算35mm相当)単焦点・固定
- フィルムシミュレーション:20種類(REALA ACEをXシリーズとして初搭載)
- AF:被写体検出対応の第5世代アルゴリズム
- デジタルテレコン:1.4倍・2倍対応(実質35mm / 50mm / 70mmで使える)
- 重量:約521g
- 市場想定価格(発売時):281,600円(税込)
ざっと見ただけでも、コンパクトカメラの枠を超えたスペックだというのが分かります。特に私が刺さったのは、フィルムシミュレーションとボディ内手ブレ補正の2点です。
フィルムシミュレーションが20種類
これが一番の理由です。X100Vと比較すると「ノスタルジックネガ」「エテルナ ブリーチバイパス」、そしてXシリーズとして初となる「REALA ACE」の3種類が追加され、計20種類になっています。
特にREALA ACEは発売以来かなり話題になっていて、ナチュラルで使いやすく、より撮って出しに向いているフィルムシミュレーションと評されています。ブランやクリフの毛並みの色を忠実に、でも少しフィルムっぽく残したい私にとっては、まさに理想の色作りができそうで、想像するだけでワクワクします。
フィルムシミュレーションで迷ったら、まずはREALA ACEとClassic Chromeを軸に試してみるのがおすすめと言われています。この2種類だけでも撮影の幅がグッと広がるはずです。
ボディ内手ブレ補正がついに搭載
手ブレ補正機能は欲しい、でも小型軽量デザインはそのままがいい。この相反する要望をX100VIは実現しました。新開発の最大6.0段ボディ内手ブレ補正機能を「X100シリーズ」で初めて搭載しつつ、質量約521gの小型軽量ボディを実現しています。
夕方にブランを連れてお散歩しながら、リードを持ちつつ片手でシャッターを切る場面でも手ブレを気にせず撮れるのは、犬連れカメラマン的にとてもありがたいポイントです。
GR IIIと比べてどうなのか
「コンパクトなサブカメラ」という観点でいうと、手元にあるGR IIIと比較しないわけにはいきません。
- センサー:4020万画素(APS-C)
- 手ブレ補正:あり(5軸6段)
- 焦点距離:35mm相当
- フィルムシミュレーション:20種類
- EVF/OVFハイブリッドビューファインダー搭載
- 重量:約521g
- 価格帯:約28万円前後
スペック上はX100VIが圧倒的ですが、問題は「私がGR IIIをなぜ使えていないのか」という点です。
中古市場の価格も要チェック
そもそも「中古で安く済ませられないか?」と調べてみたんですが、これが思っていた以上に高い。
X100VIについては、カメラのキタムラの中古価格は249,000〜269,000円ほどで、フジヤカメラでも253,000円前後と、新品との差がほとんどない状態です。中古品も大人気でリセールバリューが高く、「中古で賢く買おう」という作戦がほぼ通用しない相場になっています。
GR IIIも似たような状況で、現在の中古相場はだいたい16〜18万円くらい。2019年発売のカメラとしては異例の高値で、新品の定価(約11万円)をとっくに上回っています。こちらはGR IVへの買い替えで手放された個体が市場に出回っていることが一因とも言われています。
X100VIはリセールバリューが非常に高い機種です。仮に「自分には合わなかった」となっても、売却時に大きく損しにくい点は、高額な買い物に踏み切る際の心理的なハードルを少し下げてくれますね。
GR IIIが悪かったわけじゃないんですよね。むしろ優秀なカメラです。でも、「これを使って撮りたい」という自分の中の熱量が、なぜか湧いてこなかった。一方でフジフイルムは、他の人の作例を見るたびに「あの色で撮りたい」という気持ちが自然と出てくる。この差は、数字じゃ測れないものだと思っています。
- フィルムシミュレーションへの長年の憧れ→「使いたい」という熱量が自然に湧く
- 手ブレ補正6段で夕方や室内でもしっかり撮れる
- 4020万画素で大きくトリミングしても耐える
- ファインダーがあり、日差しの強い屋外でも構図を確認しやすい
- デジタルテレコンで35mm / 50mm / 70mm相当の3画角を使い分けられる
- 価格が発売時28万円前後と高め(GR IIIの約2.5倍)
- 重量521gはコンパクトとはいえ、α7 IVとの2台持ちはそれなりの重さになる
- 固定単焦点のため、望遠が必要な場面は苦手
- 防塵防滴はアダプターリング+保護フィルターの別途購入が必要
正直、まだ迷っています
「買う理由は揃っている、でも28万円はやっぱり大きい」。これが今の本音です。
妻に話してみたところ、「欲しいなら買えば? どうせ絶対後悔しないじゃん」とサバサバしたものでした(笑)。ありがたいような、背中を完全に押されてしまったような。
ただ一方で、「GR IIIのときみたいに、買って満足してしまわないか?」という自分への問いかけも正直あります。でも、フジフイルムへの憧れは数年越しなので、今回は違う気がしていて。
近いうちに店頭で実機を触ってみようと計画中です。あのダイヤルの質感とか、ファインダーの見え方とか、実際に手に持った感覚は店頭でしか分からないので。もし購入に踏み切ったら、使用レビューも必ず書きます。お楽しみに!
まとめ:X100VIに迷っている人へ
- フィルムシミュレーション20種類:REALA ACEを含む独自の色表現が最大の魅力
- 手ブレ補正6段:X100シリーズ初搭載で、暗所・スナップでの安心感が段違い
- 4020万画素:コンパクトながら高解像度、トリミングにも耐える
- デジタルテレコン対応:35mm固定でも画角の幅が広がる
- 価格は約28万円前後:決して安くないが、それだけの価値は十分にある
- 「使いたい」という熱量が大事:スペックより、自分がワクワクできるかが判断基準
購入を検討している方は、ぜひ最新の価格と在庫状況を確認してみてください。



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